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過食症を経て、一つ一つの日常を見つめる記


by jengsauman

春を想う

明日のことだってわからないはずなのに、なぜ絶望してしまうのだろう?
きっと、目の前のことでいっぱいいっぱいになって
また季節が廻って春が来るってことさえ忘れてしまうからじゃないかな。
数ヵ月後にどんな自分かはわからない。
でも、先のことを視野に入れながら動けるようになろう。
きっと素敵だ。きっと輝いている。きっと今よりも自然体で居られる。
笑顔で生きてるイメージを持とう。

しょうもないことだけど面白い感覚があった。
友達がメールしてきて、
「Mの結婚式も近づいてきたねー」と言ってきたので、
「ほんまやな。でもあたしは5年以上会ってないから(←なぜ呼ばれたか甚だ謎)
会ってわかるかな~」と返したら、
「Mはめっちゃ綺麗になったで。高校の時はかわいいって感じやったけど
今は顔もめっちゃ小さくて、めっちゃ白くて、めちゃめちゃ綺麗やで」と来た。

あたしは、別にそんなこと聞いてねえよ、と携帯片手に半ギレだった。←心せまっ!!

そうした外見に関する発言に対して、思いっきり過敏に反応しているわけで、
我ながらうけました。

不快になった理由は、強くなるんだと息巻いて大阪を出た自分が、暫定的な結果としては
こんな弱さ爆発の孤独な状態になっている一方で、友達は大阪に残って家族や恋人と
人間関係を深めながら幸せを積み重ねてきたのだなあと思ったからです。
いろいろ大変なこともそれぞれあったのだろうけど、
見えなくても、きっととってもいい表情をして生きてるんだろうと想像がついた。
私は一人間としてとっても恥ずかしくなった。
あたしは大阪を出て何をしてきたのだ?と。

しかし、その後、あたしは笑いが止まらなくなった。
ふてきな笑みを浮かべてからは、ゲラゲラと泣きながら爆笑。
あたしは、ラッキーじゃないか、と思ったのでした。
あたしは、なんてアホでなんておもろい奴なんだと思ったのでした。
こんだけアホなネタがあったら死ぬまで退屈せーへんな、とも。
なぜかはわからないけど、人との単純比較を乗り越えた気がしました。

そして、このままでは終わらんぞーという気持ちが沸々とわいてきたのです。
だって、これはあたしが選んだ道だもん。それに後悔は全くない。
だから、あたしの幸せは、この道の先にきっとあるはずだ。

そして、遠くからものごっつい声で
「おまえ、しれ~~~~~~~っとしてんなよ!」という言葉が聞こえてきた。
そうだ!友達の口癖。~~~~が超長いねん。よくまねして遊んだけど、
これ言うとなにげに心が晴れるんよね。ワハハと笑える。

なんかさ、しれ~っとしてたら、口角が下がるんよね。
口角が下がるとつまんなそうで、悲しそうで、幸せもよってこないね。
よってきても自分で気づかないだろうな。

あたしは負けねーぞー。

気になる、いやだな、と思うことは、自分のコンプレックスなのだ。
あたしは、自分が外見至上主義からまだ抜けきれていないだけ。
でも、このままとどまってるわけがない。
絶対に、もっとずぶとくなってみせる。
要らないものは笑って流せるようになる。

以前、あたしは大地震や戦争で死ぬことをよく考えた。
明日、大災害が来るのではないか?と思ってるうちに、
それがほんとに起こるような気もして、受身で逃げられる方法を求めていた。
でも、今なら、かぁぁ~~つ!と大沢&張本ばりに叫びたい。
そして、何が起ころうとも、手を尽くして絶対に生き延びてやる!!と
思う次第です。
生きてれば何かできる、と思うから。
とにかく、しぶとく生きる。

来年の桜は、きっと大切な人と一緒に見れますように。
「こんな変なアンタでも奇特な人が絶対どっかにおるで」という
母親のありがたいお言葉を心にメモしとこ。

「とにかくしれ~~~~~とすんな!」
へんな自分もなかなかいとしいもんよ。
せっかくなら、変人大王になりたいね。
by jengsauman | 2005-12-15 01:13