過食症を経て、一つ一つの日常を見つめる記


by jengsauman

ドキュメンタリー

土曜日、友達の結婚式2次会へいってきた。
2週間前に挙式をあげた、ともだちの2次会@飯田橋カナルカフェ。

カナルカフェといえば、飯田橋駅のすぐ横の川の上にあるあのおされなカフェだが、
あたしは、1年くらい飯田橋に住んでたくせに1度も行ったことなかった。
なんでかって、めっちゃこわかった。
テレビやドラマで取り上げられて(るらしい)、「特別」で「おしゃれ」な場所で、
なんとなく選ばれた人しか入っちゃいけないような気がして、
(多くのカフェにそういう先入観を持って怖がってしまう自分。ほんとは入りたいくせに。。)
こわかって、いまだに時々おもうけど、こんな場所にふさわしくない人間やって
思ってしまうと、どこにも入れない。そんな場所やった。
それと同時に、なんだかリアルさを感じられない場所だと勝手に思っていた。
なんでだろう。どろどろも、ぐちゃぐちゃも、ないきれいな世界に見えた。
いまだに、おしゃれといわれる場所は苦手だけど、
入れたら喜ぶ自分でもある。どないやねん・・

久しぶりに会ったゼミの仲間は、あいかわらずのアホで
さらに磨きがかかってた。私は何回も「おばはんか」とつっこまれたので
ほんとにおばはんなのかも、と思ったりした。
しかし、なぜおばはんと言われてショックを受けるのだ?
現に、私はあと2ヶ月ほどで本当の「叔母さん」になるではないか。
いやいや、そんなことやないよね。

なぜ「おばはん」と言われたのかというと、私がいつもどおり突き抜けるような
「ゲラ笑い」をしたからだ。何度も何度も。
だって、おもしろいのにそんなに上品に笑うなんて、そんなことができる
ほうがある意味人体の不思議だ。
アハハハ、キャハハハというより、ガハハハハ。
ガハハの何が悪い!
「豪快だねえ」ってなんやねん。お前も一緒くらい豪快にわらっとるやろがー!

限りなく独り言の愚痴のようだけど、私は自由でいたい、とおもう。
十分自由ではないのはわかっているが、それでもやはり自分が心地いいわずかな
一部分だけでも、自分が感じるならばつきつめたいとおもう。

誰が、女子はガハハハと笑ってはいけない、と決めたのよ。
誰が、おばはんはガハハハと笑うと決めて、誰がそれは悪いことだと決めたの?
私は、そうやって考えていくと、もしかしたらそれをダメだといっているのは
彼らでもなく、誰でもなく、あたしなんちゃうかなと思った。今気づいた。

世間からよし、とされるために、自分が無条件に侵攻を許している数々の自分の拠点を
ひとつずつ取り戻す。それは、たいそなことじゃなくて、それが自然だから、
それがきもちいいから、そっちにいきたいから、そうするだけなんやけど
ちょっと大げさに言ってみたい。だって、とっても気持ちいいことなんやもん。
すごいうれしくて、みんなに言って回りたいくらい興奮することやから。

だから、いろいろ考えてるあいだに、あたしはこれからもガハハハ笑いを楽しもうと
一人でおもった。自問自答終了。


ところで、今回は私は初の試みに足を踏み入れた。
その名も、「映像編集」ミッション。(おおげさ)
昔留学前に、今回結婚した友達にみんなの写真が入ったアルバムを作ってもらったのが
とっーーーーーーーーーーーーーーってもうれしくて、アホで思いやりに欠けすぎる
みんなの顔を一体何度眺めて、にんまりしただろう。ほっこりもしただろう。
私は、みんながとってもすきらしい。

それで、今回は私がビデオを持参して、映像を作ろうと思い立ったのだ!
出たーーええかっこしい。ふふふ。
出来もしないくせにたいそなことをやろうとする女の本領発揮!(アホやなあ、あたし)

ということで、たくさん映像をとったが、みんなまともにしゃべってくれない!
もおーーーーーーーー。思い出を語れといってるのに、旦那が切れそうなこと
しかしゃべらない空気の読めないというか、わざと読まない輩どもめ!

と思いつつ、あたしはやはりガハハハハと笑っていた(映像にガハハハ音声だらけ)。

それを持って帰ってきて、さて編集と思ったけど、そこでふと疑問が。
私は何を作りたいのか。
お涙頂戴系のきれいな物語?あたりさわりのない写真や映像の羅列?
ちがうなあ。

そこで、私はクリエイターという世界のおもしろさと難しさというのは
とっても深いんだろうなと、やっと想像することができた気がした。

前に、森達也氏が、ドキュメンタリーというのは決して本当のリアルではなく
作者が恣意的に作ったものだ、というようなことを言っていたのを思い出した。

私は、きれいなものでごまかすのはもうやめるのだった。
旦那さんのことも気遣って、いろいろとってつけたようなことも考えたが
やっぱりぐちゃぐちゃも、まとまりのなさも、冷たさでしか表せないあたたかさも
弱さも強さも、なんだか今まで繋がっているこの意味不明な集団への愛しさも、
できるだけそのまま、つくりたいとおもった。

それにしては、私の編集技術はほぼ0に近いので、無茶ではあるが
やってみよう。

私たちのドキュメンタリー。
たいそやな!たいそすぎるわ。そんなことを語るには100年早い。
けど、映像に触れることで、世界が広がるならば、なんだって経験だなとおもう。
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by jengsauman | 2007-11-19 22:15