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過食症を経て、一つ一つの日常を見つめる記


by jengsauman

からだとこころ

ずっと心のどこかにひっかかっていたけど、今日なんかふと感じた。「身体」と向き合うのを都合よく避けていた。摂食障害について思考でいろんな気付きがあることはとても大切なんやけど、それだけではまだスタートラインに立ったに過ぎないんじゃないかって。身体を通して自分の内面を見つめることがやっぱり必要だと思う。でも、今までそれが出来なかった。なんでかというと、今までの自分の身体との向き合い方は、たった一つ、「嫌悪」しかなかったから。とても偏った、極めて一面的な見方しかできないために、それと向き合ってるつもりにはなっても、全然できてなかった。身体は言葉で騙せない、という言葉をどこかで見かけてはっとした。
私はまた踊りたいなとずっと思ってたけど、やはり逃げていた。自分を表現するとかそういうこと以前に、自己否定によってその機会を持てない言い訳を作り続けてたんよなあ。それに、大好きな舞踊を痩せるための道具にしてしまうのはやはり尋常でない。人間は自分の見たいようにしか見れないというのはほんまで、今は芸術を見ても痩せた姿にばかり目が行ってしまう。今はそれでもいい、とにかく頭から身体を見つめることも必要、そして身体から心を見つめることも必要、それを実践していきたい。じっと見てたら見てるのが嫌になるやろうけど(笑、それを乗り越えないと未來は変えられない気がする。そして、何か自分について新しい発見があっても、それを卑下しないで、そこからいろんなことを重ねていけばいい、これから先もそう思っていけたらいいな。
そういえば、最近の私に必要なものはDECAFのコーヒー。もう頭の中が「やばい、やばい」ってなっても、豆の香りに包まれるとすごく落ち着く。それでもダメな時もあるけど、もうそれはしょうがないからほっとこう。とにかく、心が解放されて、ほっとする瞬間を確認しながらいきたい。「幸せだ」と自分に言い聞かせるんじゃなくて、心が私にそうだと教えてくれるようなのがいい。
by jengsauman | 2005-06-03 23:29 | ひとりごと