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過食症を経て、一つ一つの日常を見つめる記


by jengsauman

フェニックス

中国国際航空が、スターアライアンスに加盟して、マイレージカードが変わった。
その英語名は、フェニックスマイル。不死鳥かあ。
もしかして、マイル使用期限がなくなったのかと思ったら、あるやん。不死鳥ちゃうやん。
しかし、どうすれば、不死鳥にはなれなくとも、粘り強く、あきらめない人間になれるのだろう。

わたしなんて、生きててもしょうがないんじゃないか、とまた思ってて、
決めたことも全然やらないし、あたしってほんまになんやろうかとおもう。
いままで数え切れないくらい過ごしてきた日々と同じ思考回路をまた繰り返し、
せめてもの救いは、「だから何をやっても意味ないんや。今日の授業も休もう」と思いたい気持ちをぐっと我慢して、授業へ行ったことくらいだろうか。

授業へ行っても、出席して、その場を一生懸命取り組んでるようにポーズしたところで、
自分には何ものこらなーい。いい加減、やめなさい。いや、行ったことがまず1歩、なのか。

先生が最近冷たいので、私は嫌われたか、先生の嫁に嫌われたか、と思っていたけど、
先生はおじいちゃんな上に体調が悪いのだ。年始も倒れて意識不明になったんだった。
そんなことも忘れて、「私としゃべる時間をとってくれない!」と心の中で思っていた。
先生は、「体調が悪くて。ごめんなさい」とわざわざメールをくれた。
わたし、何なん。

何でもいいよ。バカでもいいよ。
前に歩きたい。思考停止でもいいから、知識と経験と想像力と資格がほしい。
営業なんてしなくても、人に寄り添うことで生きてけるようになりたい。
やり手なんかなれないんだし、なる必要もない。
孤独なんだ。どうしてこんなに孤独なのだ。

高校時代からの友達に対して、「子供の写真送ってくんな!」なんて思ってるのは
わたしの心の狭さというよりかは、わたしが自分を持ってないからだ。
自分が全力で走っていないからだ。
だから、100%いとおしい存在を持っている友達がうっとおしくてしょうがない。
妬みだね。そして、焦りだね。

私はなんにも変わってない。こんなに悶々と考えても、なんにも変わってない。
そう思う。

従兄に対して、私はどう接すればいいのかということばかり考えていた。
自分が相手のご機嫌とりをすることばかり考えていたのだ。相変わらず。
それって、いいようで、相手に責任おしつけてるの。
自分の覚悟がなくてもできるから。

賭けをするなら、相手だけ賭けさせて、自分は何もリスクおかさないっておかしいでしょ。
対等にというなら、自分も差し出しなさい。安定、を。

安定がいいなら、「変えたい」なんて言っちゃいかんよね。
いや、言ってもいいんやけど、その矛盾に気づかないと、延々足踏みだね。


そうはいっても、どっちも欲しいよ。ほんとに。
ラクしたいよ。バランス感覚なんてなくて、思いっきり偏って、自分の好きな考え方に
酔いしれて、自己陶酔して、自己満足して、人の役に有る程度立っていると勘違いして、
自分は自分の家庭をもって、あれもこれもほしいよ。

しかし、そうやって、事態を見つめてきたけど、一向になにもかわりゃしない。
安定もなければ、変化もない。
オイオイ、これって一番サイアクやない?
そんなことをおもいました。

やっぱり、白か黒か、なんだなあ。
グレーということができない。不器用なやつ。
それは、私が人と関わることを避けているから、なかなか克服できないのもある。
現実を、現実の多様性を持ったまま、到底受け入れられない。
AかBかとしないと、到底うけいれられないのだ。

ま、それはそれでいいとして
それなら、いっそAかBかどっちかを選んでみるのもいいとおもう。
自我を捨てて、ぐじゃぐちゃ悩みながらでも、とにかくAに到達することを目指してみる。
Aの優先順位を一番にする。
じゃないと、死ぬまで読書して悩んでるふりしてあたま混乱したまま終わりそう。


ところで、プランジャパンというNGOがあって、以前一度資料請求したことがあったが、
先日の別のNGOのことがあって、もうNGOのことは当分考えるのはやめようと
資料を捨てたのだった。(これまた、決め付け、all or nothingの世界)

しかし、今日、プランジャパンから再度「○○様、資料はお読みいただけましたでしょうか?」
という内容のハガキが来た。
これを見て、がめついと思う人もいるだろうけど、私は好感を持ちました。
こうしたフォローが、人の「どうしよっかなー、まあまた今度でいっか」という思考を変える
もんなんだと思う。とくに、わたしのような単純な人間に対しては。

仕事でも、かつてよく上司に言われたなー、こういうこと、と懐かしくハガキを眺めていたけど、私自身がこういった行動をしたことはない。
これって、ほんまに自分の提供しているサービスに自信と誇りがないとできないよなと思う。
いうても、「途上国の子供のため」と書いてあるから、この場合は分かりやすいけど。

たとえ金のためでもいい。こうした細かいフォローが人を救い、人を変えるということを
改めて思う。
今日の、先生の「体調が悪くて、ごめんなさい」というメールも、ほんとにちょっとしたことだ。
でも、そのほんのちょっとをあえてできるかどうか。
結果だけを見れば、「そんなことたいしたことないやん」って誰もが思うであろうことを、
実はその時行動するのは難しかったりするのに、さらっとやってのける人がいる。
私は、当面は自分本位人間だけど、少しずつそういうことができる人間になりたい。
仕事をお金を得るための工具としないで、仕事で自分を変えていけるように、
自分で状況を打開していかなければ。あれがないこれがないといってても、永遠に同じ。
永遠に、変わらない自分に絶望してグルグル。絶望の実績ばっかりが蓄積されると、
もう動けなくなっちゃうよ。

うそでもいいから、はったりでもいいから、自我消し覚悟をやってみるか。
あと、ここにきて、武道が必要だと思うようになった。
人と向かい合うことができなければ、一生孤独なんだと知った。

とりあえず、このプランジャパンさんは、しっかりした団体なのではないかと勝手に想像した。
ので、毎月3,000円でサポータになるかどうか、ちょっと検討しようと思う。
by jengsauman | 2009-02-01 02:14